家族の肌に毎日触れるものだから、できれば安心なものを選びたいな。
家族の毎日に触れるものだから、できれば安心なものを選びたいですよね。じつは「使ってはいけない洗濯洗剤」は、商品名ではなく"成分"で見分けられます。避けたい成分を4つ知っておけば、パッケージの裏を見るだけで、自分に合う一本を選べます。
この記事でわかること
- 裏面で避けたい成分の見抜き方
- 肌あたり・香り・ペット目線での選び方
- スーパー・通販で買えるおすすめ7選
- せっけん系と植物由来の向き不向き
「使ってはいけない」「買ってはいけない」洗濯洗剤とは?避けたい4つの成分

「使ってはいけない洗濯洗剤」「買ってはいけない洗濯洗剤」と検索すると、特定の商品名がずらりと並ぶ記事をよく見かけます。
でも、毎日の洗濯で役に立つのは、「どの商品を避けるか」よりも「どんな成分を避けたいか」を知っておくことです。
成分の見方さえわかれば、商品が変わっても自分で選べるからです。
ここでいう「使ってはいけない」は、すべての人にとって危険という意味ではありません。
肌が敏感な方、香りが気になる方、小さな子どもやペットと暮らす方が「避けたい」と感じやすい成分、という意味で4つにまとめました。
① 石油系の合成界面活性剤がメインの洗剤
界面活性剤は、汚れを落とすための主役の成分です。これ自体は洗剤に欠かせません。
気になる方が避けるのは、その中でも石油を原料にした合成界面活性剤(LASなどと表示されるもの)が主役の洗剤です。
洗浄力は高い一方で、肌が敏感な方には刺激に感じられることがあります。
成分表示に「直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩」「LAS」などと書かれていることがあります。
すべての合成界面活性剤を避ける必要はありません。
原料が石油系か植物由来かだけで刺激の強さが決まるわけではありませんが、肌が気になる方は「植物性」「無添加」の表示を選ぶ目安にしています。
成分表示に加えて、パッケージや公式サイトの表示もあわせて見ると選びやすくなります。
② 蛍光増白剤が入った洗剤
蛍光増白剤は、洗濯物を「より白く見せる」ための成分です。紫外線を吸収して青白い光を発し、くすみを目立ちにくくします。
ただ、生成りやベージュ、淡い色の衣類に使うと、本来の色合いが変わって見えることがあります。
衣類の風合いを大切にしたいときや、蛍光増白剤を避けたい赤ちゃんの肌着には、無配合のものが選択肢のひとつです。
「輝く白さ」「真っ白に」とうたう洗剤に使われていることがあります。
成分表示に「蛍光増白剤」とあるか、パッケージに「蛍光剤無配合」と書かれているかで見分けられます。
③ 合成香料・マイクロカプセル入りの洗剤
洗剤選びで迷いやすいもののひとつが、香りの強いタイプです。
香りを長続きさせる技術のひとつに、合成香料を小さなカプセル(マイクロカプセル)に閉じ込める方法があります。
「香りが長続き」「数週間つづく」とうたう製品に使われていることがあります。
便利な反面、香りが苦手な方や、近くにいる人にとっては「香害」と感じられることも少なくありません。
消費者庁など5省庁も、周囲への香りの配慮を呼びかけています。
じつは、わたしの友人にも、人工的な香りで体調をくずしてしまう人がいます。
他人の柔軟剤や衣類の残り香がつらく、電車や人混みでは外出をためらう日もあるそうです。
そんな話を知ってからは、自分がまとう香り——洗剤や柔軟剤の残り香にも気をつけるようになりました。
わたしは猫と暮らしているので、香りに敏感な小さな家族のために、洗剤も柔軟剤も無香料を選んでいます。
とくに猫は、毛づくろいで自分の体をなめるため、毛についた成分を口に入れやすいといわれています。
「天然なら安心」と思われがちですが、エッセンシャルオイル(精油)には猫が分解しにくい成分があることが指摘されています。そのため、精油で香り付けした製品も、うちでは選ばないことにしています。
香りが気になる環境では結局、無香料が無難な選択になりそうです。
(参考:消費者庁・厚生労働省など5省庁連名の啓発ポスター「その香り 困っている人もいます」/猫と香り・精油については獣医師・庄野舞「猫にアロマや柔軟剤は危険?」(ネコハナ)を参照)
④ 合成着色料が入った洗剤
最後は、合成着色料です。
洗剤液を青や緑に色づけているのは、見た目の印象をよくするための着色料で、汚れを落とす働きはありません。
無着色をうたう洗剤が増えているのは、「洗浄に必要のない成分は、できるだけ少ない方がいい」という考え方からです。
着色料の有無だけで、洗剤全体の安全性が決まるわけではありません。
ただ、洗浄に関係のない成分が少ないほど処方はシンプルになります。
成分をできるだけ絞って選びたい方には、無着色がひとつの目安です。
成分表示に「着色料」とあるか、「無着色」と書かれているかで見分けられます。
4つの成分は、どれもパッケージ裏の「成分」欄が手がかり。
界面活性剤の種類(「直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩」など)や、「蛍光増白剤」「香料」といった名前は、この欄に書かれていることが多いです。原料が石油系か植物由来かまでは、書かれていないこともあります。
「無香料」「蛍光剤無配合」などの表示は、パッケージの表面に大きく書かれていることも。店頭で裏面を見にくいときは、メーカー公式サイトの製品情報ページでも確かめられます。
無添加の洗濯洗剤を選ぶ3つのポイント

避けたい成分がわかったら、次は選び方です。チェックするのは3つのポイントだけ。
ポイント① 成分表示で「植物由来」「無添加」を確かめる
まず、パッケージの成分表示を見ます。
界面活性剤に「植物性」「ヤシ油由来」などの記載があるものは、肌あたりが気になる方が選ぶ目安のひとつです。
あわせて「蛍光剤無配合」「無添加」と書かれているかも確認します。
「無添加」は商品によって何を加えていないかが異なります。香料なのか、蛍光剤なのか、着色料なのか。
気になる成分が入っていないかは、表示を一つずつ見ると判断しやすくなります。
ポイント② 香りが気になるなら「無香料」を選ぶ
香りの好みは人それぞれですが、家族やペット、来客のことを考えると、無香料は選びやすい候補です。
無香料なら、柔軟剤やルームフレグランスと香りがぶつかることもありません。
わたしも無香料を使っていますが、洗い上がりがすっきりして、これはこれで心地よく感じています。
「無香料」と「微香性」は別物です。
ほのかに香るタイプは微香性と書かれているので、香りをまったく残したくない方は「無香料」の表示を選びます。
ポイント③ よく落ちるかは「液体・適量・ぬるま湯」で決まる
無添加や無香料の洗剤は「ちゃんと汚れが落ちるの?」と心配されがちです。
普段着の軽い皮脂や汗の汚れなら、無添加の洗剤でも落とせます。
泥汚れや油じみなど、汚れの種類によっては予洗いや部分洗いを足すときれいになります。
落ちにくいと感じる原因は、洗剤よりも汚れの種類や使い方にあることが多いです。
落ちやすくするために、わたしが意識しているのは次の3つです。
- 溶け残りが少ない液体タイプを選ぶ(とくに水温が低い季節)
- 洗剤を入れすぎない(多いとすすぎ残りの原因になる)
- 皮脂汚れが気になるときはぬるま湯で洗う
スーパー・通販で買えるおすすめ無添加洗濯洗剤7選

ここからは、無香料で選べる無添加の洗濯洗剤を7つ紹介します。
選んだのは、避けたい4成分(石油系の合成界面活性剤・蛍光増白剤・合成香料・合成着色料)をできるだけ抑えた、無香料の洗剤。
スーパーやドラッグストアで手に取れる定番から、こだわりの通販アイテムまで並べました。
タイプは大きく「植物由来の無香料洗剤」と「せっけん系」に分かれます。使い分けは次の章でくわしく紹介します。
7本とも無香料で、成分表示にLAS(直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩)がないタイプです。
蛍光増白剤や着色料などを「加えていない」という表示は、商品ごとに範囲が違います。各商品の説明には、メーカーや正規代理店の公式の表示どおりに書いています。
迷ったら、まずこの3本
7本の中から、次の4つの基準で3本を選びました。
- 無香料であること
- LAS(直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩)と蛍光増白剤を使っていないことを、メーカー公式の表示で確かめられること
- スーパーやドラッグストアなど身近なお店か、通販で買えること
- わが家で実際に使っていること
- 1位 ヤシノミ洗たく洗剤 濃縮タイプ:迷ったらこれ。成分がシンプルで、わが家で使い続けている一本 詳しく見る▶
- 2位 ファブラッシュ 無香料:価格を抑えて、無香料を毎日続けたいなら 詳しく見る▶
- 3位 エコストア ランドリーリキッド 無香料:量り売りで詰め替えて、ボトルごみを減らしたいなら 詳しく見る▶
7本の一覧は、次のとおりです。
| 商品 | タイプ |
|---|---|
| ① ヤシノミ洗たく洗剤 濃縮 ★わたしの愛用品 |
植物由来 |
| ② カネヨ 抗菌・無香料 衣料用 ★わたしの愛用品 |
無香料(抗菌) |
| ③ ファブラッシュ 無香料 ★わたしの愛用品 |
無香料 |
| ④ シャボン玉スノール | 純せっけん |
| ⑤ ミヨシ お肌のための洗濯用せっけん | 純せっけん |
| ⑥ エコストア 無香料 ★わたしの愛用品 |
植物由来 |
| ⑦ ソネット センシティブ 無香料 | 植物由来 (せっけん配合) |
① ヤシノミ洗たく洗剤 濃縮タイプ(サラヤ)
やしの実由来の植物性洗剤で、わが家でずっと使っている一本です。
石油系界面活性剤・蛍光剤・漂白剤・香料・着色料・抗菌剤を加えていないシンプル設計。
この洗剤を選んだきっかけと理由
- ここ数年、家族の体質の変化をきっかけに、洋服や寝具など肌に触れるものを見直したこと
- 猫と暮らし始め、精油で香りづけしたものから、できるだけシンプルな無香料へ切り替えたこと
- すすぎ性が高く、すすぎ1回でも洗剤が残りにくいこと
- 向く人:成分のシンプルさと、すすぎやすさの両方がほしい方
- タイプ:植物由来・無香料
- 特徴:石油系界面活性剤不使用/すすぎ1回対応
- 買える場所:スーパー・ドラッグストア・通販
- 容量:本体520mL
② カネヨ石鹸 抗菌・無香料 衣料用洗剤
部屋干しのにおいが気になる方に向く、無香料タイプの洗剤です。
香りでごまかすのではなく、抗菌の働きでニオイ菌の増殖を防ぐ設計。無香料のまま、部屋干しのにおい対策をしたいときの選択肢になります。
メーカーの商品説明でも、ペットのいるご家庭などにすすめられている洗剤です。
わが家では無香料であることを確認したうえで、猫と暮らしながら使っています。
- 向く人:部屋干しが多く、無香料のままにおい対策もしたい方
- タイプ:無香料(抗菌)
- 特徴:無香料・抗菌/部屋干し向き
- 買える場所:ドラッグストア・通販
- 容量:2.4kg
③ ファブラッシュ 無香料(あらた)
手に取りやすい価格の無香料洗剤です。
蛍光増白剤とLASを使っていない無香料タイプ。
赤ちゃんとの暮らしに向けた賞(まなべびアワード2026)も受けています。
価格が控えめなので、無添加・無香料を毎日気軽に続けたい方の入り口にちょうどいい一本です。わたしも普段づかいに常備しています。
- 向く人:つめかえ用もそろえて、無香料を常備しておきたい方
- タイプ:無香料
- 特徴:蛍光増白剤・LAS不使用/手頃な価格
- 買える場所:ドラッグストア・ホームセンター・通販
- 容量:本体520mL/つめかえ用700mL・1400mL
④ シャボン玉スノール(純せっけん)
無添加せっけんの定番として、長く支持されている液体せっけんです。
純石けん分を主成分に、香料・蛍光増白剤・着色料を加えていないシンプルさ。
せっけんならではのふんわりした洗い上がりが好きな方に向いています。
せっけん系は洗濯槽のお手入れにひと手間かかるので、その点は次章で正直にお伝えします。
- 向く人:タオルや肌着を、せっけんで洗いたい方
- タイプ:純せっけん・無香料
- 特徴:無添加せっけんの定番
- 買える場所:一部スーパー・ドラッグストア・通販
- 容量:本体1,000mL
⑤ ミヨシ お肌のための洗濯用せっけん
こちらもせっけん系の代表格で、お肌の弱い方や敏感肌の方のことを考えて作られた一本です。
洗浄成分は100%純せっけんで、香料・着色料・防腐剤を加えていない無添加処方。
シンプルな原料で、肌へのやさしさを大切にしたい方に向いています。
スノールと同じく、せっけん系の特性は理解したうえで選ぶと長く使いやすいです。
- 向く人:肌に触れる衣類を、無香料の純せっけんで洗いたい方
- タイプ:純せっけん・無香料
- 特徴:無添加・敏感肌に配慮
- 買える場所:ドラッグストア・通販
- 容量:本体1,100mL
⑥ エコストア ランドリーリキッド 無香料(ecostore)
ニュージーランド生まれのナチュラルブランドで、たまにわが家でも使っています。
合成香料・合成着色料・石油系の界面活性剤・蛍光増白剤を使っていない無香料タイプ。
気に入っているのは、容器を持参すると、量り売り(詰め替え)ができるお店があること。量り売りをしているお店は、公式サイトの店舗一覧で探せます(在庫はお店によって違います)。
ボトルを捨てずに繰り返し使えるので、ごみを減らしたい方にもうれしい選択肢です。
- 向く人:近くに量り売りのお店があり、容器を持参して詰め替えたい方
- タイプ:植物由来・無香料
- 特徴:合成香料・合成着色料・蛍光増白剤不使用/量り売り対応の店舗も
- 買える場所:公式サイトの店舗一覧に載っている取り扱い店・通販
- 容量:500mL
⑦ ソネット ナチュラルウォッシュリキッド センシティブ 無香料(SONETT)
ドイツの自然派ブランドの無香料洗剤で、以前わが家でも使っていた一本です。
100%天然原料を使い、石油由来の界面活性剤や蛍光増白剤、合成香料、合成色素を使っていないセンシティブ仕様。
オーガニックを大切にする、ドイツのものづくりが背景にあるブランドです。
価格はやや高めですが、こだわって長く使いたい方に向いています。
- 向く人:自然派・オーガニック系のブランドで選びたい方
- タイプ:植物由来(せっけん配合)・無香料
- 特徴:合成香料・蛍光増白剤・合成色素不使用/ドイツの自然派
- 買える場所:自然派ショップ・通販(Amazon・正規代理店ほか)
- 容量:2L(10Lの詰替もあり)
せっけん系と植物由来、どっちを選ぶ?無香料洗剤の使い分け

無添加・無香料の洗剤には、大きく2つのタイプがあります。純せっけん系と、植物由来の無香料洗剤です。
どちらが良い・悪いではなく、向き不向きで選ぶのがおすすめです。
| タイプ | 向いている点 | 気にかけたい点 |
|---|---|---|
| 純せっけん系 (スノール・ミヨシ) |
ふんわりした洗い上がり・原料がシンプル | 石けんカスが出やすく洗濯槽のお手入れが要る |
| 植物由来の無香料 (ヤシノミ・エコストア) |
すすぎがラク・洗濯槽が比較的汚れにくい | 純せっけんよりは成分の種類が多い |
実は、純せっけんは水道水のカルシウムなどと反応して「石けんカス(金属石けん)」ができます。
これは粉でも液体でも起こり、放っておくと洗濯槽に付着して黒カビのもとになることがあります。
メーカーも、適量を守る・すすぎを十分にする・洗濯槽をこまめにお手入れする、といった点を案内しています。
正直にお話しすると、わたし自身は「せっけんだと洗濯槽が汚れそう」という気持ちがどうしてもぬぐえず、長く続けることに少しためらいがありました。
そこで選んでいるのが、石けんカスの出にくい植物由来の無香料洗剤です。
せっけんのふんわり感に魅力を感じる方はせっけん系を、お手入れの手軽さを優先したい方は植物由来を、という選び方で十分だと思います。
(参考:パナソニック「粉石けん・液体石けんを洗濯機で使いたい」)
無添加洗濯洗剤のデメリットは?汚れ落ち・洗濯槽・価格・香りの4つ

無添加の洗剤に替えるとき、多くの方が気にするのは「本当に汚れが落ちるのか」という点だと思います。
正直にお伝えすると、無添加の洗剤にも苦手な面があります。ただ、その多くは選び方と使い方で軽くできるものです。
① 汚れ落ちが物足りなく感じることがある
普段着の軽い汚れなら、無添加タイプでも落としやすいものが多いです。
物足りなさを感じやすいのは、泥汚れや油じみなど、もともと落ちにくい汚れです。
そんなときは、予洗いや部分洗いをひと手間足すと変わります。液体タイプを適量で、皮脂汚れにはぬるま湯を使うのも手がかりです。
洗剤を入れすぎると、かえってすすぎ残りの原因になることもあります。
無香料に切り替えてから、香りでおおわないぶん、においのもとがたまらないようにも気をつけるようになりました。
お風呂上がりには、シアバターやアーモンドオイルで保湿するのが習慣です。皮脂に加えて、こうした油分もタオルや部屋着に少しずつ残るかもしれない、と考えるように。
そこで、においが気になってからではなく、定期的にセスキ炭酸ソーダと粉末の酸素系漂白剤を足して洗っています。
40℃前後のお湯に溶かしてから洗濯機に入れると、クリーニングに出したのかと思うくらい、においが残らない仕上がりに感じています。
同じ理由で、シーツや枕カバーを洗うときにもセスキ炭酸ソーダを使うようになりました。
本当に無臭で、きれいになった感じがあるのが気に入っています。ホテルのリネンのような心地よさを感じられるのが、うれしいところです。
漂白剤を選ぶなら、無香料で界面活性剤を使っていない、過炭酸ナトリウム(と炭酸ナトリウム)だけでできた粉末タイプがおすすめです。
わが家では、スーパーで買えるロケット石鹸の「酸素系漂白剤 過炭酸ナトリウム」を使うこともあります。公式サイトの表示では、成分は過炭酸ナトリウムだけです(2026年10月確認)。
使う前に、それぞれの注意書きも確かめてください。手元の商品には、次のように書かれています。
- セスキ炭酸ソーダ:手洗いの表示や洗濯できない表示、「中性洗剤使用」の表示がある衣類には使わない。色落ちが心配なものは、目立たないところで試してから
- 酸素系漂白剤:毛・絹とその混紡品などには使わない。熱湯(50℃以上)は使わない。溶かした液を密閉した容器に入れない
使う量は、どちらも商品の表示に合わせています。お湯の温度は、衣類の洗濯表示の数字(「30」なら30℃以下など)も目安にしてください。
② せっけん系は洗濯槽のお手入れがいる
「絶対に汚れる」わけではありませんが、石けんカスが付きやすいのは事実です。
純せっけんは、水中のカルシウムやマグネシウムなどと反応して石けんカスができることがあります。洗濯槽に残ると、汚れやカビの原因のひとつになる場合があります。
適量を守り、すすぎを十分にして、洗濯機メーカーの案内に沿って洗濯槽を手入れすれば、せっけん系でも気持ちよく使えます。
お手入れの手間が気になる場合は、せっけん系以外の無香料タイプも選択肢になります。
③ 価格が高めに感じることがある
無添加や無香料の洗剤は、一般的な洗剤より高めの価格帯のものもあります。
ただ、手に取りやすい価格の無香料洗剤も選べます。つめかえ用にする、まとめ買いのタイミングで切り替える——そんな方法もあります。
全部を一度に替えなくても大丈夫です。まずは次の買い替えで、手に取りやすい無香料タイプを一本選ぶところからでも十分です。
④ 香りがないぶん、最初は物足りなく感じることがある
香りの強い洗剤に慣れていると、無香料に替えたばかりのころは、洗い上がりが物足りなく感じる方もいるかもしれません。
汚れ落ちそのものとは別に、香りの有無で「洗えた感じ」が変わって感じられることもあります。
わが家では、無香料に替えてしばらくすると、洗い立ての布そのもののにおいがわかるようになりました。感じ方には個人差があります。
使ってはいけない洗濯洗剤のQ&A

Q1. 無添加の洗剤でも、汚れはちゃんと落ちますか?
普段着の軽い汚れであれば、無添加タイプでも落としやすいものが多いです。
泥汚れや油じみなど落ちにくいものへの対処は、「無添加洗濯洗剤のデメリットは?」の章にまとめています。
Q2. 今使っている洗剤は、すぐ捨てた方がいいですか?
その必要はありません。
今お使いの洗剤に不満がなければ、無理に替えなくて大丈夫です。
買い替えのタイミングで、次の一本を無香料や蛍光剤無配合のものにしてみる。そのくらいの気軽さで十分です。
買い替えのたびに、少しずつ自分に合うものを探せます。
Q3. せっけん洗剤は、本当に洗濯槽が汚れるのですか?
「絶対に汚れる」わけではありませんが、石けんカスが付きやすいのは事実です。
お手入れの方法と、手間が気になるときの選び方は、「無添加洗濯洗剤のデメリットは?」の章にまとめています。
Q4. 柔軟剤はどう選べばいいですか?
柔軟剤も、洗剤と同じく無香料が選びやすい候補です。
香りの強い柔軟剤には、香りを長続きさせるマイクロカプセルを使っているものもあります。
香りが苦手な方や、においに敏感なペットのいる家庭では、無香料が選びやすいです。
具体的な選び方とおすすめの商品は、柔軟剤の安全ランキングでくわしく紹介しています。
Q5. 赤ちゃんやペットがいても使えますか?
香料や蛍光増白剤を避けたいご家庭では、無香料・無添加の洗剤が候補になります。
赤ちゃんの肌着には蛍光剤の入っていないものを、ペットがいる家では香りの強くないものを選ぶ方が多いです。
今回紹介した7本は、いずれも無香料です。蛍光増白剤などを加えていないという表示は商品ごとに範囲が違うので、各商品の説明もあわせて見てください。
ただ、肌の状態や気になる成分は人それぞれなので、最後は成分表示まで確かめると、自分に合うものを選びやすくなります。
まとめ|成分を知れば、洗濯洗剤は迷わず選べる
最後に、この記事の要点をまとめます。
- 「使ってはいけない洗濯洗剤」は商品名ではなく成分で見分ける。避けたいのは「石油系の合成界面活性剤・蛍光増白剤・合成香料(マイクロカプセル)・合成着色料」の4つ
- 選ぶときは「植物由来・無添加の表示」「無香料」「液体・適量で洗う」の3つを意識する
- スーパーや通販で買える無香料の無添加洗剤は、植物由来タイプとせっけん系から選べる。お手入れの手軽さなら植物由来、洗い上がりのふんわり感ならせっけん系
洗ったあとの衣類やタオルは、毎日家族の肌に触れます。
香りや成分を少し意識して選ぶだけで、暮らしの心地よさが変わります。
次の買い替えのときは、裏ラベルが選ぶ手がかりに。
素材や成分を見て選ぶ考え方は、ほかの日用品にも使えます。食器用洗剤・フライパン・入浴用マグネシウムの選び方も、あわせてどうぞ。
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